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旅行に行きたい。でも宿代を見て、予約の画面を閉じてしまう。
50代になると、自分のために使うお金にブレーキがかかります。私も長いあいだ同じでした。
ふるさと納税には、楽天トラベルで使える宿泊クーポンがあります。食べ物の返礼品しかないと思っていたころは、まったく知りませんでした。
寄付額50,000円で、もらえるクーポンは15,000円分。上限の範囲内なら、自己負担は2,000円で済みます。
実際に神戸市へ寄付して、有馬温泉に泊まってきました。申し込みから予約までの流れを、順番どおりに書いていきます。
宿代の心配が少し軽くなれば、行き先を選ぶ時間が楽しくなります。
ふるさと納税の旅行クーポンとは|税金が宿代に変わるしくみ
ふるさと納税と聞くと、肉や米を思い浮かべる方が多いと思います。宿泊に使える返礼品があると知る機会は、あまりありません。
自治体へ寄付をすると、返礼品として楽天トラベルで使えるクーポンが届きます。あとは楽天トラベルで宿を予約し、クーポンコードを入れるだけです。
| 順番 | やること |
|---|---|
| 1 | 泊まりたい宿を楽天トラベルで決める |
| 2 | 宿がある自治体のクーポンに寄付する |
| 3 | 届いたクーポンコードを予約画面で入力する |
| 4 | 翌年、ワンストップ特例か確定申告で手続きする |
寄付額のうち2,000円を超える部分は、一定の上限まで住民税などから全額が控除されます(参考:総務省)。
差額の分だけ宿代が軽くなる、という考え方になります。
翌年の住民税が安くなる形で戻ってくるため、財布から出ていくお金は寄付の時点だけ。手続きも、会社員ならワンストップ特例の用紙を送れば終わります。
もらえる金額|寄付額の3割が上限、5万円なら15,000円分
いくら寄付すれば、いくら分のクーポンになるのか。申し込む前にいちばん知りたいところです。
返礼品の額は、寄付額の3割以下と決められています(参考:総務省)。旅行クーポンも同じ決まりの中にあります。
| 寄付額 | クーポン | 自己負担 |
|---|---|---|
| 20,000円 | 6,000円分 | 2,000円 |
| 30,000円 | 9,000円分 | 2,000円 |
| 50,000円 | 15,000円分 | 2,000円 |
| 100,000円 | 30,000円分 | 2,000円 |
京都市と神戸市の返礼品を実際に見ると、どちらも寄付額50,000円で15,000円分でした。表の数字と合っています。
寄付の上限が高くない方は、2万円からでも十分に使えます。6,000円分でも、1泊の料金がぐっと近づきます。
自己負担が2,000円で収まるのは「上限内」のときだけ
寄付できる上限額は、年収と家族構成で決まります。上限を超えた分は、まるごと自己負担になります。申し込む前に、各サイトの無料シミュレーターで自分の上限を調べてください。
10万円を寄付すれば30,000円分になりますが、上限を超えれば意味がありません。金額の大きさより、自分の上限に合うかどうかで選びます。
選び方|「楽天トラベルクーポン」と書かれたものだけ選ぶ
宿泊系の返礼品には、楽天トラベルで使えないものが混ざっています。同じ「旅行」の言葉でも中身が違います。
| 返礼品の書き方 | 楽天トラベルで使えるか |
|---|---|
| 楽天トラベルクーポン | 使えます |
| 旅行クーポン(社名なし) | 確かめる。別の会社のこともある |
| 宿泊券・施設利用券 | 使えません。宿に直接申し込む形 |
返礼品のページに「楽天トラベルクーポン」と書かれているものだけを選べば間違えません。
申し込む前に見る3か所
- 対象施設の一覧に、泊まりたい宿が入っているか
- 除外日(連休や年末年始が使えない場合がある)
- クーポンの有効期限
予約の手順|宿を先に決めてからクーポンを選ぶ
順番をまちがえると、せっかくのクーポンが宙に浮きます。私がいちばん気をつけている部分です。
宿を決めるのが先、寄付はあと。逆にすると「泊まりたい宿が対象外だった」という結末になります。
クーポンは金額ごとに対象の宿が決まっています。先に寄付をしてしまうと、選べる宿のほうが後から決まってしまいます。
| 手順 | 中身 |
|---|---|
| 1. 上限を調べる | 無料シミュレーターで今年の上限額を確認する |
| 2. 宿を決める | 楽天トラベルで日程とエリアを決め、料金もメモする |
| 3. 寄付する | 宿がある自治体の楽天トラベルクーポンを選ぶ |
| 4. 予約する | クーポン欄にコードを入力し、割引後の金額を確かめる |
| 5. 手続きする | ワンストップ特例は翌年1月10日までに自治体へ提出 |
決済ボタンを押す前に、割引が反映された金額になっているか必ず見てください。
使うときの注意|除外日・有効期限・コードが使える日
クーポンが届いても、すぐ使えるとはかぎりません。日付の決まりが3つあります。
| 決まり | 中身 |
|---|---|
| 使えるようになる日 | 寄付の当日ではなく、数日かかる場合がある |
| 除外日 | 連休・お盆・年末年始が対象外の返礼品が多い |
| 有効期限 | 返礼品ごとに違う。3年使えるものもある |
混み合う時期に泊まりたいなら、除外日の欄を先に開いてください。連休が使えない返礼品は珍しくありません。
先に宿を予約しておき、あとからコードを当てる方法もあります。ただし宿泊日より前に手続きを終える必要があります。
直前の寄付は間に合わないことがある
コードが発行されるまでの日数は、自治体によって違います。泊まる日が決まっているなら、余裕をもって1か月前には済ませるほうが安心です。
実際に使った日|有馬温泉と京丹後に泊まりました
神戸市へ寄付してもらったクーポンで、有馬温泉へ行きました。大阪駅からは約1時間で着きます。

夕方の温泉街は、赤いちょうちんが灯って別世界のようでした。日帰りで行ける距離なのに、泊まると一日の長さがまるで違います。

行きは神戸電鉄の赤い電車。窓から見える景色が変わっていくだけで、旅の気分になりました。
大阪や神戸から近いぶん、身がまえずに行けます。荷物を置いて温泉街を歩き、夜は湯に入って早めに休む。ぜいたくな一日でした。
もう一度使ったのが、京丹後への旅です。宿泊に京丹後市のクーポンを当てました。

泊まったのは夕陽が浦。日本海の色が想像よりずっと濃くて、着いた瞬間に声が出ました。

道中では天橋立と伊根の舟屋にも寄りました。海の上に家が並ぶ景色は、写真で見るより静かです。
有馬は温泉街、京丹後は海。同じしくみで、まったく違う旅ができました。
👩 泊まってみて思ったこと
翌日の予定を気にせず湯につかる時間は、代えがたいものがありました。宿代の負担が軽いと、行き先を迷う時間まで楽しくなります。
2026年10月の制度改定|変わることと変わらないこと
2026年10月から、自治体が守る基準が見直されます。返礼品の顔ぶれが変わる可能性があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 変わること | 自治体の指定基準が厳しくなり、返礼品の入れ替えが起きる |
| 変わらないこと | 自己負担2,000円のしくみ、ワンストップ特例の条件 |
| 注意 | 気になる返礼品は、早めに申し込むほうが確実 |
自治体の指定基準は、2026年10月から見直されます(参考:総務省)。
控除のしくみは変わりません。ただ、いま見ている返礼品が来年も同じ形で残るとはかぎりません。気になるものがあるなら、早めに動くほうが確実です。
まとめ|2,000円の負担で、旅の予算が軽くなる
ふるさと納税の旅行クーポンは、宿代の重さをやわらげてくれます。5万円の寄付で15,000円分、自己負担は2,000円です。
私は有馬温泉と京丹後の2回、同じやり方で泊まりました。
大事なのは順番だけ。上限を調べる、宿を決める、寄付する。まちがえなければ、むずかしいところはありません。
泊まりの計画が立てやすくなると、日帰りの行き先まで広がります。関西で行った場所は別の記事にまとめました。
→ 50代女性の関西日帰りおでかけ|ひとり旅でも行きやすいくいだおれスポット
→ 京都競馬場2026年【指定席&駐車場】料金・倍率・予約方法まとめ
次の休みに行きたい場所が決まると、平日の気持ちまで少し軽くなります。


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